去年の正月は1日から能登の地震で始まったが今年は平穏な正月になりそう。毎年正月前後は事故や災害が多いのでついつい身構えてしまうが、今年は平穏な正月で良かった。
人は今日が晴れなら明日も晴れと期待してしまうが、どんなに天候が穏やかでも毎日晴れの日は続かない。毎日が晴れでは農家も困るし傘屋さんもあがったり。
昨日、YouTubeで養老孟司vs田原総一朗の対談を観た、なかなか面白かった。
養老さんは、今の日本は「大災害」でも来ないと日本の悪い癖は直らないとか言ってるのだが、日本の悪癖が直らなくても「大災害」は、来てほしくはないのだが。前回の3.11からも既に13年が経ち、又次の災害がいつ起きても不思議で無い今日ではある。
その他、経済的な面からも、大災害を呼び寄せそうな気配である。資本主義というのは「富む者はますます富み、貧しい者は更に貧しくなる」という経済のようで、それをインフレが更に加速する。米国もコロナ禍の頃から借金経済を加速し、米ドル札を刷りまくり、もはや国家経済は日本にも劣らずの借金大国だ。(この米国や日本の政府の天文学的な借金をチャラにする方法は大恐慌か世界戦争)。世界中の国が札を刷りまくり、おかげでどの国もインフレに悩んでいる。日本も庶民はコロナ禍以後の急速な物価高で息絶え絶え。しかし欧米のインフレは日本とは次元が違うようだ。おかげで観光産業と輸出企業だけが肥える。

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可愛そうなのは下辺の庶民。増税、収入は殆ど現状維持、そして物価高。こんな経済で政府を信頼する庶民は余程のバカ。というわけで、与党過半数割れとなったのだが、今年も選挙が多い。
大きな選挙だと、都議選と参院選。いまのままではどうみても与党が負けるとしか思えない。こんなに富が偏在して貧富の差が大きくなったら、暴動と革命がいつ起きても不思議でないのだが、もぅ庶民は怒る気力も体力も無い( ノД`)シクシク…。
貧富の差をご破算にするには「革命」と「大災害」「大不況」。貧者も金持ちも全て財産がゼロになるような「大災害」、いつ来てもおかしくない時代である。
養老氏は自給自足をしなさいと言う。(大災害や大戦争で全てが消えた時、ゴールドもダイヤモンドも無価値、食、衣、住だけが価値を持つ?)江戸時代までの日本は、なんとか時給自足の国であった。そこに黒船がやってきて、日本は植民地化されないために富国強兵をまっしぐら。そして最後は敗戦で終わった。敗戦後米国の押し付け憲法で、日本は武力を持てない国となったのだが、気が付けば日本は今や世界でも指折りの軍事大国。歴史は繰り返すようだ。
強いものが弱者を奴隷化するのはいつの時代も変わらない。超核大国のロシアと中国に挟まれて、数十年後は九州と北海道は中国とロシアのものになっているかも?
まだ植民地になるのならいいかな?大災害で東京都民の半数が死亡なんていう方が、かなりの高い確率で起きそうである。都会は便利である。しかし一旦「大災害」がきたら目も当てられない。海岸周辺と大都会の住民は、「大災害」がやってきたら無事でやり過ごすことはまず出来ない。
いつまでも、平穏で平和な連続線は続かない。ぼつぼつ「大恐慌」とか「大災害」「大戦争」が起きる確率がたかまっているような?
余談)昨年の某テレビ局の「光る君」の大河ドラマは、雅やかな貴族の世界を見せてくれた。しかし考えると、あの頃は、電気が無く、どんな豊かな貴族も冷蔵庫もエアコンも給湯器も無い時代に生きていた。しかし今、あの当時の最高の権力と富を持つ天皇さえ持てなかった「エアコン」で庶民は、夏も冬も比較的快適な生活を営める。蛇口を開けば暖かい温水も出る。こんな平安時代の天皇より贅沢な生活をして、資源と自然を破壊する人類を、地球がいつまでも許してくれるのか?ぼつぼつ地球のお怒りをかいそうだ?(ちなみにおいらが子供の頃は、す-うす-う隙間風が入り込む家で、もみ殻を燃やす火鉢一つで鼻水垂らしながら、家族は厳冬を乗り越えた、今なら極限のエコ?こんな幼少体験のおいらだけは、大自然も地球も許してくれそう?)
余談2)現代に起きそうな革命は? かって米国では、北米大陸に白人が押し寄せ、武力で原住民を虐殺、奴隷にして、原住民の大陸の土地を盗み取った革命が成功。
中国では、共産党が地主の土地を奪い取り、それを小作人に与えて、農民の歓心を得て成功した。革命が現代に成功するとしたら、大富豪の富を庶民に平等に配る革命なら成功するかな?
↑ こんなこと言ってるこの人達も、庶民の本当の苦しい生活を知らないwww
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